ふたりの物語
りゅーちゃんがさーちゃんに初めて出逢った時、今までに出逢った事のないタイプの人間だなという印象をもちました。
さーちゃんは、その小さな背中に抱えきれないほどの『荷物』を背負っていました。
りゅーちゃんは、その『荷物』を全部、僕に預けてごらん、と言いました。
さーちゃんは、なかなかの頑固者でその『荷物』をなかなか渡しませんでした。
ところが、りゅーちゃんは、もっともっと頑固だったので、『荷物』を持つといって動きません。
それを繰り返し、くりかえし、さーちゃんはちょっとずつ心を動かされ そしてちょっとずつりゅーちゃんへ『荷物』を預けていきました。途中、さーちゃんは『荷物』を渡しきれず、一人で背負い込んで倒れてしまうこともありましたが…
そのうち、二人の子供達も大きくなりました。
さーちゃんがその背中に少しだけ残してしまった『荷物』を、「貸してごらん」と子供達が持ってくれるようになりました。
色んなことがありました。悲しい別れも、素敵な出来事も…
いいパートナーと子供達に見守られ、さーちゃんは今とっても幸せです。
『荷物』が重すぎて倒れそうになった時は絶対に人前で涙を見せなかったさーちゃん。
今は、嬉しくて幸せであっという間に涙があふれちゃう。
今日はさーちゃんとりゅーちゃん、そんな二人の結婚記念日。お父さんお母さんおめでとう
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