あの頃の気持ちは

静寂の中で。。
城山公園にて

こんにちは
夕方からの 突然の雷雨&突風に
まんまとやられてしまいました。。
傘はほとんど役に立たず
地元の駅から数歩で、ズボンから雨がしたたり
家に着くころには 靴の中に水たまりが・・・
ひどいじゃないの(涙)

さてさて。
最近の母、ですが
まだリハビリ中です。
台所に長くは立っていられません。

でも、ゆーっくりとなら 歩けるようになっております。
すばらしい回復力です。
しかし本人、ぶーたれています。
なぜなら、風を切って 颯爽と歩きたいのだそう。
ヒールのある かわゆい靴もはきたいのだそう。
おしゃれもしたいのだそう。

人間って 欲張りです。

柏で花屋をやっていた頃の話。
ヨーロッパで花の勉強をした母は
 障害のある人にも入りやすい店舗を、、、と強く思っており
実際 そのような店舗設計でした。

間口は広く、階段や段差はなし
車椅子でも店内をゆっくり見られるような空間作り

家族全員でいらして
時間をかけてゆっくりとお花を選んでいく
車椅子の奥様

ご自分で車を運転して お店の前に駐車し
その後は車椅子で店内に入ってこられる
若い男性が二組

同じく 車でいらして
杖をついていらっしゃる女性

その他にも 足を引きずりながら
また 手を震わせながら
思い出したように1年に数回程いらっしゃる方々

母と私、当時 その時に出来うる精一杯の気持ちで
その方達へ いらしてくださったことに感謝し
接客をしていたと思っていました。

でも、今回 母が怪我をし 車椅子生活をした事により
当時を思い出し
果たして、あの頃のあの気持ちは充分だっただろうか
もっともっと感謝して接するべきではなかっただろうか
そう 思って 胸が苦しくなりました。

駅の階段で転び 捻挫をして
それでも電車に乗って
お花のレッスンにいらしてくれた
生徒のYさん

「 大変ですね 気をつけて 」 
そう云ったあの時の言葉は
軽すぎではなかったか
大変な思いをして来て下さったこと
もっともっと深く感謝して
気遣ってあげられたのじゃないかしら

そんな事を ひとつ またひとつ
思い出して 
母と しんみりした 今年のお盆でした。

これから。 また これからです。

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