青春小説

b  こんにちわ。いや~昨日は暑かったですね!昼間、外出したんですけど、茹であがるかと思いましたよ。夏だった。完全に。まだ5月始まったばかりなのに、こんな調子で7月8月はどうなっちゃうんでしょう?

 昨夜は、久々に読書にふけってしまって…

恩田陸さんの「夜のピクニック」 新潮社出版。

え、いまさら?って思った人いるでしょ。そう、いまさらですむふぅ3年位前ですよね、初版。もっと早く読むべきでした、本当に。とてもいい読後感でした。恩田陸さんは、兄に薦められて結構昔から拝読してますが、やっぱりいいです。

 本の中で、婚外子の事を「ラブチャイルド」と表現するシーンがあるんですけど、私はそのような言葉が存在する事自体知らなかったので、衝撃的でした。「できちゃった婚」「おめでた婚」など色々表現がありますけど、「ラブチャイルド」かぁ…なるほどねぇ。なんて、変な所で感心しちゃったりしてさくらんぼ

 あとはね、「好きという感情には、答がない。……好きという気持ちには、どうやって区切りをつければいいのだろう。どんな状態になれば成功したと言えるのか。どうすれば満足できるのか。……」というふうに、物語の中心になる女の子が思うシーンがあるんですが。なんだか懐かしいような、恥ずかしいような、学生時代を思い出すような不思議な気持ちになってしまった汗

 高校生の頃って、頭の中そんな事でいっぱいだったっていうか、恋愛にただただ憧れて、なんだか一生懸命になったりして、そういう気持ちって大人になるにつれて薄まっていっちゃうんだなぁ。でも、大人になってからだって、答なんてわからなくて悩んだり迷ったりして。あはラブ

 読んでいてとても楽しかったし、なんとも言えない気持ちにもなりました(///∇//)

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