カナダの空
本日の一枚。冴子先生作。アルストロメリア・薔薇・ヒペリカム・タニワタリ・レモンリーフ・とうがらしなど。色もぱっと明るく、元気になりそうです。
タニワタリのような、和風の葉ものも、アレンジメントに洋風のお花とうまく調和できるものなのですね。綺麗です~。
みなさん、3連休どのようにお過ごしでしたか?
10月にまた3連休ありますけど、楽しめたでしょうか~?
ちなみに私、少々風邪気味。会社上期決算というのに、大丈夫か???
今日あたり、風が強かったですが、空気がすっかり秋でしたね。
肌寒かったです。
お天気は、台風の影響であまりよろしくなかったですが
実は夕陽がとても綺麗でした。空の色って不思議ですよね。
水彩画みたいに、す~っときれいな赤い色が空という大きなスケッチブックに
引かれておりました…。なんちって!ちょっと詩人的?!わはは。
どこまでも カナダの空は 広すぎて 寂しさばかり 胸に広がる (冴子作)
これは、母が花留学でカナダにいたときの心境をあらわした短歌ですね。
高校生の私と、愛するだんな様を(兄はすでに独立)置いて、一人カナダへ。
英語もろくに話せないのに、ホームステイ。さぞかし大変だったでしょ。
何しろ「帰りたい」と 授業が始まってすぐに父に国際電話してきたほどですから。負けず嫌いの母にしては、ありえない。よっぽど大変だったのでしょう。
結局、電話で父に「もうちょっと頑張ってみたら~」と諭されて、うなずいてしまう単純な性格が(!)よかったのか、なんとか乗り切ってディプロマとって帰国。
その間、父は「お母さんを励ますお手紙書いてあげよう」と休みのたびに
母へエアメイル。当時は、パソコンのE-MAILもない時代。せっせと2人で手紙を書きました。
この短歌をみたとき、母の気持ちがとても切なく私の心に響いてしまって
いつもパワフルで強い母のイメージが 変わったのを覚えています。
今日の夕陽の色は、そんな短歌を思い出させる色でした。
実際のカナダの空は、どうだったのでしょうか?