カナダの空

8e8bc45e.JPG

本日の一枚。冴子先生作。アルストロメリア・薔薇・ヒペリカム・タニワタリ・レモンリーフ・とうがらしなど。色もぱっと明るく、元気になりそうです。

 タニワタリのような、和風の葉ものも、アレンジメントに洋風のお花とうまく調和できるものなのですね。綺麗です~。

 みなさん、3連休どのようにお過ごしでしたか?

 10月にまた3連休ありますけど、楽しめたでしょうか~?

 ちなみに私、少々風邪気味。会社上期決算というのに、大丈夫か???

 今日あたり、風が強かったですが、空気がすっかり秋でしたね。

 肌寒かったです。

 お天気は、台風の影響であまりよろしくなかったですが

実は夕陽がとても綺麗でした。空の色って不思議ですよね。

水彩画みたいに、す~っときれいな赤い色が空という大きなスケッチブックに

引かれておりました…。なんちって!ちょっと詩人的?!わはは。

 どこまでも カナダの空は 広すぎて 寂しさばかり 胸に広がる (冴子作)

 これは、母が花留学でカナダにいたときの心境をあらわした短歌ですね。

高校生の私と、愛するだんな様を(兄はすでに独立)置いて、一人カナダへ。

英語もろくに話せないのに、ホームステイ。さぞかし大変だったでしょ。

 何しろ「帰りたい」と 授業が始まってすぐに父に国際電話してきたほどですから。負けず嫌いの母にしては、ありえない。よっぽど大変だったのでしょう。

結局、電話で父に「もうちょっと頑張ってみたら~」と諭されて、うなずいてしまう単純な性格が(!)よかったのか、なんとか乗り切ってディプロマとって帰国。

 その間、父は「お母さんを励ますお手紙書いてあげよう」と休みのたびに

母へエアメイル。当時は、パソコンのE-MAILもない時代。せっせと2人で手紙を書きました。

 この短歌をみたとき、母の気持ちがとても切なく私の心に響いてしまって

いつもパワフルで強い母のイメージが 変わったのを覚えています。

 今日の夕陽の色は、そんな短歌を思い出させる色でした。

実際のカナダの空は、どうだったのでしょうか?

 ブログランキングへ